トムヤムクンとは

概要

タイ料理を代表する辛いスープで、タイの一般家庭でも広く親しまれています。
また、フランスのブイヤベース、ロシアのボルシチと並んで、世界三大スープの一つに数えられています。

名前の由来

トム(煮る)、ヤム(混ぜる)、クン(エビ)
を合わせた言葉で、直訳すると「エビを煮て混ぜた」という意味になるトムヤムクン。
ちなみに、「鶏を煮て混ぜた」トムヤムガイや、「魚を煮て混ぜた」トムヤムプラーなども存在します。

トムヤムクンに使われるハーブ、スパイス、具材

トムヤムクンはパクチー、レモングラス、コブミカンの葉など、複数のハーブやスパイスを使用し、複雑な味を実現しています。
具材には、エビ(有頭エビ、剥きエビ)、きのこ類(袋茸、マッシュルーム、しめじ)、もやし、ミニトマトなどが用いられます。

日本にもあるタイ料理屋

日本のタイ料理屋でも定番メニューとして一般的に用いられています。
タイ料理はシェアする料理が多く、トムヤムクンも1杯(2,3人前)1000円~というところが多い。
ランチの時間帯は、ガパオ、ガオマンがいなどのセットメニューに小さいトムヤムクンが付いたり、トムヤムラーメン(トムヤムクンのスープに米麺や中華麺を入れたラーメン)のみの販売になるところもあるところもあります。

自宅でトムヤムクン

近年の健康志向やエスニックブームもあって、様々なトムヤムクン関連のインスタント、レトルト食品をスーパーなどで見られます。
無印良品などでは、スパイス、ハーブ一式が含まれるトムヤムクン作成キットが売られています。
また、オンラインストアや、アジア食材スーパーなどでは、本場タイからの輸入品を手に入れることもできます。

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